ホットヨガに通って痩せるぞー!とがんばってレッスンを受けているのに、なんだか思うように痩せない…むしろ太った⁉︎
なんてこと、ありませんか?
ホットヨガで痩せるためには、食事の摂り方にコツがあるんです。
このページでは、ホットヨガで痩せるために知っておきたい5つの注意点をご紹介します。
にかこ
目次
ホットヨガの直後は吸収率が高いので直後の食事はNG!
ホットヨガは、動き自体は激しいものではなくても、全身の筋肉を使って行うダイナミックな運動。
身体の奥からねじったり曲げたりして、内臓も刺激し、全身の血流やエネルギーの流れを滞りのない安定した状態に導いてくれます。
ホットヨガ後の体は、運動による刺激と熱で血流が良くなって代謝が上がっています。
大量に汗をかくことで水分と老廃物を排出していますし、運動の疲労をリカバリーしようとして、体が栄養を欲している状態でもあります。
つまり、体内がクリアで活性化している分、食べたもののカロリーや栄養を普段より吸収しやすくなっているのです。
にかこ
ホットヨガ後は、1〜2時間、汗が引いて全身が落ち着くまでは食事を控えたほうがいいでしょう。
逆に考えると身体にいいものを吸収しやすいゴールデンタイム!
それでもやっぱり、運動の後はお腹が空いちゃいますよね。
食べられないと思うとイライラして、結局ホットヨガ自体を続けられなかったり、ストレスでドカ食いして太っちゃった、なんてことになるのは本末転倒。
そこで、吸収率が高まっているのを逆手にとって、身体にいいものを選んで少量食べるなら大丈夫なんです!
とくに運動後30分間は、体内の筋肉を作る力が高まっているので、プロテインなどで吸収の良いたんぱく質を摂るのがおすすめです。
また、低カロリーなサラダやスムージーなどで汗で失われたビタミン・ミネラルを補給するのも良いでしょう。
生野菜や果物には食物繊維や酵素も多く含まれていますから、ダイエット中は積極的に摂りたい食品です。
これらの低カロリーで身体にいいものを少量でもお腹に入れておくと、空腹感も薄れ、後のドカ食いを防ぐことにも繋がります。
もちろん、水分補給もたっぷりと。
ただし、ビールなどのアルコール類は、普段より酔いが回りやすくなって危険な上、アルコールを分解する過程で水分を余計に消費して脱水にも繋がるので、NGです。
ホットヨガの直前に食べてはいけない理由
一般的なランニングなどの運動でも、満腹の状態で行うと、脇腹が痛くなったり、気分が悪くなりやすいですよね。
ホットヨガで体を曲げたりねじったり、頭を下にした時、お腹の中に食べ物が入っていると、気分が悪くなったり、腹痛が起こる可能性がさらに高くなります。
また、ホットヨガのスタジオ内は高温ですから、吐き気などの不調を悪化させることも。
ホットヨガの直前に食べてはいけないのは、気分が悪くなったり、腹痛になるのを防ぐためです。
お腹が空きすぎて力が入らなかったり、動きに集中できないようではいけませんが、できるだけ2〜3時間前までに消化の良い食事を済ませておき、ホットヨガを行うときにはほどよく空腹の状態で始められるようにしましょう。
ホットヨガは空腹時の方が効果が高い!
運動時の腹痛や吐き気を防ぐためだけではなく、ホットヨガを行うときは空腹の方がいい、というのにはもうひとつ理由があります。
それは、ホットヨガの効果を高めるため。
ホットヨガを行うと、血流やエネルギーの流れが筋肉や血管の隅々に行き渡って代謝が活性化し、汗とともに老廃物や毒素が排出されて体内がデトックスされます。
ところがこのとき満腹だと、食べ物を消化するために消化器官に血液やエネルギーを使うことになり、代謝を上げるために使う分が減ってしまいます。
つまり、せっかくのホットヨガの効果を最大限に得ることができなくなるのです。
また、自分の体の声に耳を傾けるヨガの時間、体内に余分なものが入っていないほうが集中力も高まります。
ですから、ホットヨガを行う直前にはすっきりと空腹になっているように、食事の時間を調整する習慣をつけましょう。
どうしても食べたい!こんな太りやすい食事と太りにくいおすすめの食事!
とは言え、わかっていても忙しい日常生活の中、どうしても食事の時間を調整できないこともありますよね。
そんな時には、食事の内容を調整してみるといいですよ!
ホットヨガ前後のタイミング別に、太りにくいおすすめの食事と太りやすい避けるべき食事をご紹介します。
☆ホットヨガを行う前の食事
ホットヨガ〜2時間前まで
【OK】
消化の良い野菜や果物を中心にバランス良く、炭水化物は普段の1/2〜2/3程度の量を。
【NG】
肉や魚などのたんぱく質は消化に時間がかかるため、4時間前以降はおすすめできません。
ホットヨガ2〜1時間前まで
【OK】
酵素を多く含んだスムージーや、温かい野菜スープ・サラダなどを軽めに摂ります。
【NG】
炭水化物や肉・魚などは控えます。
どうしても食べたいときは消化の良いお粥を。
ホットヨガ1時間〜30分前まで
【OK】
食べないほうが良いですが、我慢できないようなら、バナナを1本食べるのがおすすめです。
バナナは消化が良くて炭水化物が燃焼されやすく、カリウムの働きで筋肉のパワーを維持することができるので、食欲のない日の簡単な朝食代わりにも。
ハチミツやシナモン、ナッツ類とも好相性です。
☆ホットヨガの後の食事
ホットヨガ〜30分以内
【OK】
まずは水分をたっぷり補給。
この時間は最も吸収率が高く、筋肉を作る力が高まっていますから、良質なたんぱく質を摂取すると良いでしょう。
手軽なものでは、プロテインがおすすめです。
プロテインには大きく分けてホエイ・カゼイン・ソイの3種類があります。
- ホエイプロテイン:牛乳が主成分のプロテイン。すばやく体に吸収されるので、効率よく強い筋肉を作るのに最適です。
- カゼインプロテイン:牛乳が主成分のプロテイン。ゆっくりと体に吸収されて腹持ちがいいので、ダイエット向きと言えます。
- ソイプロテイン:大豆が主成分のプロテイン。ゆっくりと体に吸収されて腹持ちがいいので、ダイエット向きと言えます。
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たんぱく質の吸収を助けるビタミンCも合わせて摂ると、さらに効果的です。
ホットヨガの後の水分補給に、手作りの冷たすぎないレモン水を飲む、などの工夫をするといいですね!
豆乳や野菜・果物を使った美容ドリンクも◎。
スムージーは甘いトッピングは避け、どうしても甘味が欲しい場合は蜂蜜を使います。
いずれも、ゆっくりと、口の中で温めてから飲み込むようにしましょう。
【NG】
アルコールや冷たいもの、高カロリーなもの、ジャンクフードなどは厳禁です!
ホットヨガ30分〜2時間後
【OK】
内臓が温まり活性化しているので、お腹の温度を下げてしまわないものを。
まだ体が吸収率も高い状態ですので、なるべく常温〜温かい、低カロリーな野菜スープや温野菜などを少量だけ、ゆっくりと食べましょう。
【NG】
冷たいもの、おにぎりやパンなどの炭水化物、アルコールは控えて。
ホットヨガ2時間後以降〜
【OK】
体の状態が落ち着いてくるので、基本的には食べたいものを食べて大丈夫です。
ただし、栄養バランスと量は考えて。
カロリーを抑えた温かいもの、 たんぱく質・ビタミンCの豊富なもの、体を温める作用のある根菜や刺激の強すぎないスパイスを使った料理などを選んで食べましょう。
野菜・フルーツ・肉や卵などのたんぱく質・ナッツなどのトッピングを組み合わせたパワーサラダは、栄養バランスも良く、食後の満足感も大きいのでおすすめです。
デザートを食べるなら、アイスクリームよりもフルーツゼリーを。内臓を冷やし過ぎることなく、ビタミンとコラーゲンを美味しく補えます。
食後のドリンクには、スパイスの香り豊かなマサラチャイもおすすめです。
体がポカポカしますよ!
アルコールも少量ならOKですが、酔いが回りやすくなっているので、注意が必要です。
【NG】
油っこいものや、栄養バランスが悪いもの、ラーメン・パスタなど炭水化物が主な食事、高カロリーなものは避けましょう。
ホットヨガで消費するカロリーは、1時間で約330kcalと言われています。
そんなに多くはないですよね。
ですから、運動したし、ちょっと食べ過ぎたって大丈夫、
なんて思うと危険!
体に優しいものをバランス良く、意識して控えめに食べるのがホットヨガで痩せるための近道です。
ホットヨガの食事制限まとめ
ホットヨガで痩せるためには、この5つをぜひ実行してみてください!
- ホットヨガの2時間後までは、食事をしない
- ホットヨガ直後はプロテインなどでたんぱく質とビタミンCを補給
- 腹痛などを防ぐため、ホットヨガの直前に食事はしない
- ホットヨガは空腹時に行うと、消化でエネルギーを無駄遣いしないので、より効果的
- どうしても食事の時間が調整できなければ、食事の内容に気をつける
最初の2〜3回は大変に感じるかもしれませんが、案外早く慣れるものです。
ホットヨガの効果も出やすく、痩せやすくなるので、モチベーションがどんどん上がりますよ!